NO.652 ナルトの忍道
ズズズズズズズ
切り裂かれたオビトの身体から、尾獣のチャクラが飛び出す。
「いいかナルト!」
「お前のチャクラであの尾獣達を捕まえろ!」
「お前なら奴から尾獣のチャクラを引っ張り出せるはずじゃ!!」
九尾のアドバイスに従い、
オビトからあふれた尾獣チャクラを、九尾の尾を介して自らのチャクラと接続。
「どうすればいいかはわかるなナルト!」
「綱引きじゃ! 尾獣のチャクラを引っ張りだせ!」
「おお!!」
二~七尾はすんなり接続できたものの、一尾と八尾は接続を拒む。
我「一尾はまだ俺ともつながりがある」
「おれがやろう」
(来い!護鶴!!)
「ようやく弱点がわかったぜ」
「八っつぁんのチャクラは俺がやる」
八(いけ!ビー まけんじゃねぇぞ!)
一尾と八尾は我愛羅とビーが引き受け、オビトからの尾獣チャクラ抜き出しを狙う
九「引け!」
「成功すれば残るのは十尾の殻だけじゃ!」
「そうすればあの巨大な花も咲かん!」
チャクラ綱引きスタート。
オビトがそれに気をとられた隙を狙い、シカマルが新しい作戦を忍連合に伝える
(みんな…今がチャンスだ!)
(みんなの力で世界を変える 聞いてくれ)
ナルトとオビトのチャクラ綱引き。
オビトのチャクラと接続した事で、オビトの記憶がナルトに流れ込む
「十尾の人柱力をなめるなよ」
「その力は六道仙人に匹敵する!」
「うぐ…」
やや劣勢気味のナルト。
とそこに…
「フン…」
「引け ナルト」
スサノオを介してサスケが手助け。
さらに…
キ「ナルト! 手を貸してくれったよな!」
「やってやるよ!!」
キバをはじめとした同期の忍達も加勢
シ「俺達だけじゃない」
ミナト「みんな!俺のチャクラをつかめ!!」
ミナト展開したチャクラをいっせいに掴む連合の忍達。
「よっしゃー!」
「みんな良くってばよ!」
「せーのおおおおおおお!」
オビトVS忍連合による尾獣チャクラの引き合い。
一人上空から連合の忍を見下ろすオビトは…
(おれは…後悔しているのか?)
里に帰り、火影となった自身のイメージの続きを見る。
「何者でもなくて何も望まない」
「そういってたけどよ」
「やめろ…俺の中に入ってくるな!」
「……けど本当は」
「火影になりたかったんだろ」
「俺と同じようにさ」
「もしほんの少し違っていれば」
「おれはアンタに憧れてただろう」
「俺も火影になるんだってな」
「甘さは過去ともに捨てた」
「それが全てだ」
「ならなんで俺に見える?」
「今さら隠すことはねぇよ」
「お前はカカシ先生の友達で」
「父ちゃんの弟子で サスケの親戚で」
「俺にとっては 同じ夢をもつ木の葉の先輩だ」
「………何が言いたい?」
「おれから何を聞きだそうとしている!?」
「うちはオビト!」
「俺がお前の仮面をはがしてやる!!」
オビトを指差すナルトで次週へ
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