NO.646 神の樹
オビトが結界を解除。
召喚された十尾から大きなつぼみが顔をだし、
そして巨木へと一気に成長。
忍び連合へ襲い掛かる木の根。
その根に絡みつかれた忍は、あっという間にチャクラを吸い尽くされてしまう。
連合を襲う木の根。
とりわけビーに対しては多数の根が襲い掛かる
「なんで俺にはこんなにきやがるんだ コノヤロー!」
八「これは神の樹! 十尾の最終形態だ!!!」
「お前が他の忍以上のチャクラをもってることを感じ取ってるんだろう」
「ナルトが奴等に分けてたチャクラももう使えねェ!」
襲いくる無数の根に、次々と倒れていく忍達。
襲いくる根を交しつつ柱間と交戦を続けるマダラから
『神の樹』の伝承が語られる
「はるか昔 人々はまだチャクラについて理解せまま戦争をしていた」
「神の樹はどちらにも味方することが無く」
「人々はそれを聖なる木として崇拝していた」
「ある日 神の樹が実をつけた」
「それは1000年の間で初めての事だった」
「…実際の程は知らんが…」
「しかし伝承によれば 人々はそれに手を付けようとはしなかった」
「それでもある時 戦争に勝利するため 一人の巫女がそれを口にした」
「彼女の名は オオツツキ カグヤ」
「カグヤは聖なる力を得ることに成功し」
「その力をもってたった一人で戦争を鎮圧することに成功した」
「彼女こそチャクラを行使した初めての人間」
「彼女の息子は 生まれたときから既にその身にチャクラを宿していた」
「だが彼女の行いに激怒した神の樹は」
「彼女からチャクラを奪い取り戻そうとした」
「それこそが十尾」
「カグヤの息子はそれを制御し阻止することができた」
「彼の名は オオツツキ ハゴロモ」
「彼こそが忍びの開祖であり」
「チャクラと忍術の謎を解き明かした最初の人間」
「そして人々はかれをこう呼んだ」
「六道仙人と」
うちはの石碑に刻まれていたというその伝承
「闘争を止めるため禁断の実を口にし その後どうなったかは」
「説明するまでもないだろう?」
「……」
「そう 何も変わりはしない」
「むしろ争いより凄惨なものとなった」
「俺はそれを見て絶望したよ」
「この世界には真の夢などありはしない」
「その実を口にしたその時から」
「人々は呪われ これまで以上に憎しみ合う運命となったのだ」
マダラが語る間にも成長を続ける神の樹。
高く高く伸びたその幹の頂上には、大きなつぼみが見える
「神の樹のつぼみが開くとき」
「花の内側の眼が月へと投影され」
「そして無限月読が完成する」
「それを為すのは このオレだ」
マダラと柱間が淡々と戦い続ける中、
連合中でも最大のチャクラを持つナルトには膨大な数の根が襲い掛かる。
かわし切れず捕まるナルト。
扉間の水遁でもナルトを囲む根を破壊しつくすことができず、ナルトの意識も遠のき始めここまでか…
という所で
「遅れてすまんの!!」
三代目復活、如意棒を振るって根を破壊しナルトを救出。
ナルトを抱えて根の密集地帯から離れることに成功。
根の侵攻が止まり辺りを見渡せば、
立っている忍の方が少ない程の惨状歯噛みするナルトを見下ろすオビト
「じっとしていろ」
「お前は充分良くやった」
月へ向けてそびえたつ神の樹で次週へ
0 件のコメント:
コメントを投稿